株式会社ナムコは、2001年3月より九州大学ならびにデイサービスセンター「ちょうじゃの森(青森県八戸市)」と共に「リハビリテインメントマシンが身体機能に及ぼす効果」についての研究会を発足し、1年間にわたる検証を実施してきました。
更に、2006年には九州大学病院と開発当初から下肢運動機能や脳機能の活性化を目的に企画した「ドキドキへび退治RT」を発表し、その効果を検証しました。これらの効果について多くの学会で発表されています。
「ちょうじゃの森」の通所者140名を対象に、2カ月に一度、敏捷性などを反映する「反応時間」(光の点灯に併せて素早くボタンを押す)、身体バランス機能を反映する「前方手伸ばしテスト」の他、握力、10m全力歩行等の6項目を測定し検証。
“敏捷性”と“バランス”の向上は、高齢者の寝たきり原因の上位にある“転倒”を予防するのに有効であると言われています。今回の検証結果により、「ゲーム機で楽しい時間を過ごしているうちに、結果として身体能力の維持・向上につながるのでは」という仮説が初めて科学的に実証されました。
男性5名を対象に、下肢八筋の表面筋電図をドキドキへび退治RT、自転車エルゴメーター、膝屈伸筋トレマシンの3つの運動で8つの右下肢筋肉を測定した結果、ドキドキへび退治RTが下肢の筋活動における速筋の強化に効果的という結果が出ました(図1参照)。また、前頭前野の著明な活性化も確かめられました(図2参照)。